Friday, January 27, 2006

偽の世論って言うな!

ついに寛仁親王殿下が日本会議に登場した。新聞、雑誌と違って政治的にかなり明確な意思を持つ運動体の機関紙に殿下が登場することは、政治的な事柄になっていく。私はもう十分政治的な事柄になっていると思う。

殿下の発言からは、男系維持派の主張が本当の世論で、女系移行派の主張は偽の世論という感じが窺える。世間は女帝と女系の違いを理解していないと言うけれど、これは単なるアナウンス不足で今後しだいに理解されていくものだろう。もちろん男系維持派の主張もアナウンス次第で理解を得られると思う。皇族の晩婚が跡継ぎが絶えてる原因なのだから、悠長に議論している暇はない。急がなければ、女系に移行するにせよ、男系を維持するにせよ、跡継ぎ不在で本当に皇統が絶えてしまう事になる。皇族は20代前半までには婚姻すべきであり、そうなると残された時間はもうわずかなのである。

世論の大勢が女系移行に傾いたとしても、それを間違った世論だなどと決め付けることがないよう男系維持派に望む。もちろん殿下にも。ついでに産経にも、自分たちの意に沿わない世論を間違ったものとする社説を書かないように望む。

No comments: