ライブドアをオウムになぞらえる話がある。その伝で行くと、反ライブドアは反オウムということになる。つまり、カルトと反カルトの関係である。
反カルトはなぜかカルトに似てしまう。組織になってしまうとその傾向が強く出る。批判しているものに似てしまうのは悲劇か喜劇か知らないが、たぶんその構造を取り入れているせいだろう。
ライブドアがカルトっぽいのであれば、そこらじゅうの組織、企業がカルトといえる。ライブドアをオウムみたいだと言っている人たちだってプチカルトやミニカルトみたいなものに属しているかもしれないのだ。発言には気をつけたほうがよいと思う。知らずして権威主義と妄信を内蔵しているから。
反ライブドア言説はなぜかみんな似てしまう。まったく多様性というものがない。あまりにも典型的過ぎるのだ。まだライブドア内部の方が多様な意見があるかもしれないということに、彼らは気付きもしないだろう。
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