Tuesday, December 20, 2005

追試

韓国のES細胞研究の問題は研究の方法に問題がありそうである。研究の手順が不透明なままである。

しかしマスコミの報道を読む限りでは、誰かが論文に基づいて追試したと言う話は出てこない。どういうことだろうか。そもそも追試に耐えられない論文だったのか。そうだとすれば掲載した雑誌の責任は重い。誰か試したのか?

この研究が科学の方法論に基づいて行われていないまま、国策科学として推進され多額の予算が投入されたとすればずいぶんとお粗末である。

科学は科学者の相互検証によって成り立っている。韓国の科学者にそれができなければ、韓国に科学はないことになる。あるいは科学論の不在か。

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