Thursday, December 29, 2005

美人局

上海の領事の件について適当に。

情報機関は情報を取るためなら、どんな手段でも使う。たとえ、道徳的に見て不適切な手段さえ使う。どこの国の機関でもそうである。

美人局(つつもたせ)は古典的な手段である。外務省が何の対策も講じていなかったとすれば、それは決定的な落ち度である。事前に講習は必要であるし、もし引っかかってしまった場合には情報漏れを防ぐために配置転換などの措置を取るべきである。

政治家でも似たような例があるようだ 。閣僚などであれば政府機関が対応すべきだろうし、政党も対策が必要だろう。脇が甘いと非難されないためにも。

国益に関わる場合もありうるのだから、関係者は誘惑に負けない努力も必要だろうし、負けてしまった場合に被害を最小限にすることも必要である。

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